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2012年10月3日水曜日

Zurriola Beach

*今回はサーフィンしてないとオモシロくないですw

朝起きて部屋の窓から波をチェック。潮は引いている様子で、昨日より大分サイズがある。大抵がワイドなダンパーみたいで、ごくたまに走れそうな波も割れている、ように見える。朝食がてらビーチまで行ってみたら相当サイズがありそうで、クローズアウト気味に割れている波はくらったらヤバそう。。肌寒いしサーファーも少なく、大潮で海がどう変化するかしばらく待ってみようと決め、部屋にもどって頻繁に海を眺めた。

昼頃になって大分落ち着いたようにみえたので、5'8"のフィッシュを借りて海に向かった。ウェットに裸足で海まで行けるから気軽だ。
湾になっているビーチの向かって左手にサーファーが固まっている。真ん中は相変わらずワイド。右はたまにアウトでレギュラー。と、いうことで右に向かってパドルアウトしようと思ったけど、ショアブレイクが凄まじい。。何度か巻かれて、見つけた沖へのカレントに乗ったら次はアウトに出すぎ・・。慌てて進路を変更し一息ついたら、セットが入って来た。デカイ、分厚い、なかなか割れない。でも割れたらダブル、みたいな・・。いったい朝イチはどれだけデカかったんだろうか・・。っていうか、完全に板の選択ミス・・。
インサイドは真っ白

デカくて割れ辛い波はポジショニングが難しく、なんとか1本目をキャッチするのに入水してから1時間は経っていたと思う。右で崩れ始めているピークはダブル。自分はそこから7mくらい斜め左。デカイ・・。“ビビるな、Go, Go!!”と誰も言ってくれないので自分で念じる。若干スープを被りながらのテイクオフになったので潰されるかと思ったけど、何とか耐えてボトムまで一気に降りられた。その後は3セクションくらい乗りつないでインサイドまで。正直、必死だったので楽しむ余裕は無かった・・。
インサイドには、潮の変わり目でバックウォッシュが入り、鬼の様にワイドなショアブレイクと白波が待ち受けていた。ショアブレイクでも肩はある。“こりゃ無理だ”と思って、一旦ビーチに戻り、サーファーが固まっている左のポイントに行ってみることにした。半身を水に浸けて15分位待って、ショアブレイクが収まった瞬間にパドルアウトし、何とかアウトに出る事ができた。
“デカい”ここもやっぱりダブルはある・・。サーファーのレベルは高い。とても割り込む隙は無さそう・・。観覧していると、大西洋から押し寄せる波という猛牛を海のマタドール達が華麗に嗜める(とスペイン風に表現したみた)。
左は諦めて右に移動していたら、頭オーバーで割れそうなグーフィーがやってきた。不思議な物で、ダブルのセットを見続けていると、頭オーバーは安全に見える。
グーフィーの波はグラッシーな壁を作り、僕は心の中で薬師丸ひろ子の古い台詞を呟いていた。。
何度かセットにハマったりしながらキャッチした3本目は、走るスペースの無いダンパー。その後アウトに出るのは体力的に無理だったので、ボディーボーディングで岸まで辿り着いた。スープは分厚くパワフルで、あんなにスリリングなボディボーディングは初めてだった。
結局、2.5時間粘って乗れたのは3本。でもチャレンジしての3本だったので、良しとする。部屋に戻って飲んだビールは最高に旨かった!