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2012年10月4日木曜日

Old Basque

サン・セバスチャンは今日も快晴!
宿の前に朝食の美味しい店がある。そこでスパニッシュ・オムレツとコーヒーを飲みつつ、今日はどうしようか考えていた。波は相変わらずデカくて、海に入れば波乗り後の数時間は何もする気が無くなりそう・・。この季節のバスクは天候が変わりやすいと色んな人から聞いていたので(毎日快晴だけど・・)、晴れているうちに他の街にも行ってみようと決めた。
昨日宿のオーナーに教えてもらったウォーキング・コースを参考に、バスクの古い街並を見に出発。先ずはローカル電車に乗って30分程のZarautzに向かった。低い緑の山並みが奇麗で、頭の中には『世界の車窓から』のテーマ曲が流れていた・・。




















Zarautzには古いバスクの街並が残り、且つサーフタウンとしても知られているらしい。駅からフラフラ歩いていたら、すぐに海に辿り着いた。

広い海岸線にはレストランが並び、海ではモーレツなダンパーの波が割れている。レンタルボード屋さんで聞いてみたら、3時間後の満ち込みを待たなければダメだそう・・。と、いうことで、取りあえず街を散策してみた。


サン・セバスチャンとは違い、細い路地が入り組み、あっと言う間にどこを歩いているかわからなくなった。適当に歩いていると、こじんまりしたBio Shopがあって、エナジーバーを片手に会計しようとしたら、レジのおばさんの傍らにあるものを発見した。
あるもの
伝統的なバスクの街の中で見る亀の子たわしは、相当シュールだ。おばさんは、“食器洗いには、これが一番”、と愛用者が増えている事を教えてくれた。僕も日本に帰ったら、亀の子を見直そうと思う。
その後、ビーチに戻って30分程海を眺めたけど、様子は変わらず。歩きに徹しようと思い、Zarautzを後にした。
そこから先、次の街を目指して延々と続く海沿いの道を歩いた。想像していたより、距離がありそうだ。でも絶景続きなので、特に苦ではなかった。
Zarautzビーチ(ほぼ)全景




Getariaの街が見えてくるまで、相当歩いた。足腰への良いリハビリだ。
街に入ってまず目に入るのが、ニケ神(だと思う)の銅像。青空に突き出す美しい肢体。像がある砦(?)は中に入る事が出来て、そこから街を一望できた。













Getariaは小さな海辺の街といった様相で、ここもバスクの歴史を感じさせる建物や石畳の小道が印象的。海の直ぐ側なので、昼間からBarで酔っぱらっているおじさん達は漁師なのかな??





宿のオーナーに、Getariaに行くなら絶対飲んでこいと言われたTxakoliを求めて、僕もBarに入った。日本にあるのか知らないけど、僕は初めてコレを飲んだ。微炭酸の若い白ワインといった味で、魚のピンチョスと相性バッチリ!ここでも、英語を話すお姉さんや、写真のバーテン君に相手をしてもらって、楽しくランチが出来た。バスクの人は、本当に陽気で気さく。

結局Txakoliを二杯飲んで、ほろ酔いで次の街に向かった。

つづく。