Getariaから次の街Zumaiaまでは、またまた想像以上の距離だった。酔いと共にやってきた全身の疲労のせいで、何度かヒッチハイクしようかと思った。なんせすぐ横を、車がビュンビュン走っているのだから。しかし、相変わらず美しい海岸線では、そこらじゅうで波が割れていて、それを見逃す勿体無さと何の為だか分からない意地だけで歩を進めた。
ほろ酔いの東洋人にも動じずニッコリ |
このポイントでは14mの波がたって、道路が閉鎖になった事があるとか。
冬はトウイン・サーフィンが行われると教えてくれたタトゥーのおじさんは、
眼前の2.5mの波を小さいとのたまった。。
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全く小さくはない・・。 |
やっと見えたZumaiaの街 |
Zumaia駅に辿り着き、帰りの列車がくるまで30分あるとわかったので、駅の前にポツンとあったBarにビールを飲みに入った。水分に飢えていたので、ほぼイッキ飲みし、バーテンのおじさんに長距離を歩いた事をジェスチャーで伝えると、スペイン語で延々と楽しそうに話してくれた・・。こういうところ、この地域の人は関西人ぽいなぁ、と微笑ましかった。宿に戻って少し落ち着いた海に入り、やけに長かった一日が過ぎていった。