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2012年10月13日土曜日

London Calling


今日の朝ヨガ後は、泊めてもらっているフラットの宿主Simiの職場に案内してもらった。彼はShakespeare's Globeの舞台技師で、普通は見られない舞台裏の風景を見学させてもらえて大感激!舞台の仕掛けや作りかけのセット、細部のディテールにもこだわった小道具や衣装に興味津々、且つSimiの仕事に驚愕しきり。ロンドンの由緒正しい劇場文化の一旦を担っているというのは、凄いことだと思った。
今まで公演したカンパニーの出身地モニュメント。Simi作

そして近くのBorough Marketでは、数々のオーガニック・ブースに食い気のテンションUP。ここのマーケットは、今まで見た色々なマーケットの中でも最高に面白くて、可能な事ならソースやらマスタードやら、買って帰りたい物がたくさんあった。ロンドンでは美味しい物に出会うのが簡単じゃないようだけど、Marketで売っている物を使って料理の上手い人が工夫すれば、相当なものが作れると思う。

その後ふらっと入ったTateの美術館では、ムンク展が開催されていて、サンセバスチャンの前乗りおじさんの顔を思い出し、1人で笑ってしまった。

ランチでSimi、彼の同僚と合流し、めちゃくちゃ美味しいインド料理を食べて、彼らの案内でBorough, Waterloo界隈の下町を歩いた。彼らが言う“Real London”がそこにはあって、観光客が行き交う中心地とは違う雰囲気が凄く興味深く、改めてロンドンの奥深さを垣間見ることが出来た。やっぱり僕は、マテリアリズムが渦巻くメインエリアより、こういうローカルエリアの方が楽しく感じる。
市から合法化を勝ち取ったというグラフィティ・トンネル
その後もピラティスを受けてみたり、夜は別の友人とチャイナ・タウンで食事したり、楽しい1日を過ごした。やっとこの街の良さが見えてきたように思う。ただ、今日初めて食べたFish&Chipsは、もう2度と食べないと思うけど・・w