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2012年10月31日水曜日

Paddle Hard!

ここ数日は少し落ち着いているとはいえ、分厚くてデカいセットはフェイスがダブルくらいあるPavilion。他のサーファーが上手いおかげで接触したり突っ込まれたりしないけど、際どい場面はしょっちゅうで、ラインナップでは緊張の連続。みんなそんな中でもスイ〜っと余裕でテイクオフしていく・・。

ポイントには常に10〜15名程のサーファーがいて、アグレッシブな人も多く、こちらがニコニコ振る舞おうが、親切に波を譲ってくれることなんて殆ど無い。
僕もチャージする事をもっと身につけなければ、と修行のような毎日。。

写真では迫力が伝わらない・・

2012年10月29日月曜日

Avo / Kula Farmer's Market

唐突ですが、アボカド(通称Avo)が大好きだ。
最近は日本でも随分手に入れやすくなってきたAvo。
マウイでは、地物やカリフォルニア産のオーガニックAvoが一つ$2.00しないくらいに安くて、朝食に毎日1玉(?)食べている。美味い。
@Mana
@D t E
昨日、友達と訪れたKula Farmer's Marketでも、新鮮な野菜やフルーツと共に、たくさんのブースがローカルAvoを販売していた。色々な種類のAvoに興味津々!







これからも美味しい味噌作り頑張ってください!
Avo以外にも気になるブースを発見!
日本人の女性による、手作り味噌のブース。
麹から仕込んだ手作り味噌なんて、日本でもなかなか手に入らないのに、マウイの人はラッキーだ。味噌といっても、こちらでは味噌汁にするよりも、主にドレッシングやディッピングソースとして取り入れられていて、何種類かの味噌をセロリや人参につけて試食させてもらったら本当に美味!!現地の人にも好まれている様子で、味噌ファンの友達のお母さんも1カップ購入。日本の伝統食の良さがこうやって広がっている事は、日本人として嬉しい限り。

Kula Farmer's Marketは毎週土曜日7:00〜。
マウイに来る人、味噌も合わせて要チェック!



2012年10月28日日曜日

Ho'okipa Going Off!

一昨日まで穏やかだった海が、昨日の朝からどんどんサイズアップして、今ではビッグウェイバー・オンリーの状況になっているHo'okipa。

昨日の午前中のPavilionは、10名程が待機するピークで割れるセットが頭半くらい。水の量とパワーの違いから、日本の同サイズよりも威圧感が断然凄い・・!今までに見たPavilionでは最大級の波だった。
セットのスープにもまれたりしながら、少しインサイド寄りでなんとか数本キャッチして、あきらかに波が激しくなってきたので、そこで終了。

夕方戻ると、波は更に大きくなっていて、インサイドは押し寄せる巨大なスープで真っ白。既にPavilionですらインサイドの一部と化し、そこから100mくらい(?)アウトのグーフィーがエキスパート・サーファーの主戦場になっていた。彼らにすると、Pavilionは序の口という事らしい・・。
遠目に見ていてもバカでかいと感じられるアウトの波は、これぞハワイという凄まじさ!
ダブルオーバー?もっと??と思っていた僕に、海から上がった友達は“3〜5feetくらいかな、ハワイサイズでね。”

ハワイは正にケタが違う・・・!
Pavilionがスープ祭り!
アウトで割れる波。望遠カメラが欲しい。。
今日もデカ〜いっ!


2012年10月27日土曜日

25/10/2012


Yoga, eat, Surf, eat, Surf, bite, chat, Swim, eat, sleep.....
All natural and organic. No victims :)

Sunset @ Baldwin Beach




2012年10月25日木曜日

West Coast

正面にHaleakala
朝の友達からの情報を基に、ポイントを探す知識とコツがいる南より、小さそうだけど手っ取り早いと決断して、1人西に向かった。マウイで初めての遠出(?)だ。
観光地Lahainaに向かう途中にある幾つかのポイントでは、たくさんのスタンドアップやロングボードがのんびりサーフィン。
結局海には入らず、LahainaでそそくさとUターンし、そのまま海岸線を眺めながら来た道とは違うKihei経由の道を通って振出しに戻り、Ho'okipaで友達と一時合流。
ま、ドライブということで。。

むか〜しむかし、青春時代(という言葉を敢えて)をアメリカで過ごした。
今では、自分も昔は学生だった、という事くらいに遠い記憶しか残っていないけど、日本とは違う交通ルールに無意識に感覚が反応する事や、ヨーロッパでは難しかった小銭を細かく使ったレジでの勘定をしている時なんかに、ふと過去を実感する。
だから、ハワイはアメリカだ。当たり前か・・・w
アメリカ。。っぽい・・?

2012年10月24日水曜日

Paia - Ho'okipa

スプリングでもサマーでもなく、
オータムロール、らしい。
マウイに着いて以来、PaiaとHo'okipaの間(片道約5分)を何往復もする毎日。それ以外で訪れた場所といえば、Makawaoくらい。今の宿があるKahuluiには寝に戻るだけ。せっかく車があるのに、行動範囲が狭い・・w
でも、この狭い範囲内に今の自分が求めている要素が全部揃っているのも事実。
Paiaでは前に書いたMana Foodsに日に3回くらい立ち寄り、その他Wi Fiのあるカフェに入り浸ったり、たくさんあるベジタリアン料理屋さんをチェックしてみたり。今日食べたベジタリアン・ベトナム料理のお店では、“どーせ薄味なんでしょ”とタカをくくっていたPhoが、マイ・ベストPhoになるくらい美味しかったのには驚いた。
そして小さなPaiaの街には、ヨガスタジオが何件あるんだろう・・?個人で教えている人も含めたら、結構な数だと思う。
街を歩いている女性は、全員ヨギ風。男性はサーファーやヒッピー的な人ばかり。
因みにアロハシャツを来た白人の観光客は多いけど、空港でたくさん見たアジア系の観光客は何故か少ない。

新しい愛機。6'4"のコレ。
風でノーズが煽られる・・。
波乗りはHo'okipaのPavilionと名付けられているポイントばかりで、というのも、ここ数日のマウイ北岸は、そこ以外殆ど波が無い、らしい。そしてPavilionでも、スウェルが弱いせいで波が割れるのはほぼ1ピーク。そこには老若男女のサーファーが板の長さに関係無く入り交じっている。そして学校が終わる夕方には、小学生くらいの子供達がたくさん。大人よりインサイド気味にラインナップしている子供に優先権があるのは当たり前で、大人が乗る時には、確実に子供達を避けてあげないといけない。子供(と言っても、めちゃくちゃ上手い・・。)に怪我をさせるのはシャレにならないので、彼等が増えたらさっさと上がるようにしている。こんな感じなので、毎日海に入っている割にはキャッチ出来る波の数が少ないので、レンタルボードをちょっと長めの板に交換してみた。


Ho'okipaは、特にウィンドサーファーの間では超一級のスポットだそうで、風が強くなる昼頃からたくさんのマストが洋上を彩る。これを見ているだけでも相当楽しい。ウィンドサーファーの風を読む力は凄いなぁ、と驚愕しきり。
今日はウィンドサーファーが少なかった
・・なんて北岸ばかりに気を取られていたら、今日は南で4〜6 feetだったらしい!!そういえば、今日は友達と会わず仕舞いだったけど、南に行ってたのかな。やっぱ電話いるかなぁ・・。あ、また板を交換しないと・・!





2012年10月23日火曜日

Surf in Dusk

とりあえず4日分の宿を確保したので、チェックイン前にもう1R!
夕暮れ間近のポイントは人も少なくなって、いい感じ。暗くてパドルアウト中に海亀に当たってしまった・・。ごめんよ、海亀。

入水後あっと言う間に暗くなってしまって、最後の1人になった時には少し恐かったど、程無く良い波をキャッチ出来たのでそのまま陸へ。先に上がったサーファーと笑顔を交わし、とっとと着替えて西へ向かう。途中で少し寄り道して、夕食はテンペバーガー。





今日は数日ぶりにベッドで寝られる。。


A Day on Maui

結局昨日も友達の家にお世話になってしまった・・w

今朝はMana Wrap
今朝も朝からヨガ。本格的に腰を痛めて以来、以前の様には練習出来ないけども、やはりマウイのような所でのヨガは気持ちいい。
朝食はPaiaのMana Foodsのデリで適当に用意。メインストリートにあるこのオーガニック・スーパーは“そっち系”の商品だけで構成されていて、ナチュラリストの多いPaiaではとても支持されている様子。本気で商品を物色したら、多分半日は費やせると思う。

買った朝食を持ってHookipaポイントで波チェック。ローカルの人々は小さいという波も、パワーのある胸〜頭だから、僕にとっては全然OK。ポイントブレイクなので波の争奪が大変なのと、いつも強めのサイドオフが吹いているので、まだまだ慣れない。もっと波のブレイクパターンを学んで、より良いポジションでテイクオフ出来るように練習せねば。昨日の日曜日はキッズが溢れていたので、これからは週末は外そうと思う・・。
今朝はロングや女性サーファーが多かった。たま〜に頭くらいのセットも入る。
海から上がったらPaiaに戻ってメシ食って、ビーチに戻って友達と喋って夜は早めに寝て・・・・・。
と、この2日は全く同じ行動パターンだw

2012年10月22日月曜日

Destination 5: Hawaii

昨日はKahului空港に到着後、友達と待ち合わせていたPaiaに直行した。レンタカー屋さんに韓国人カップルがめちゃくちゃ多かったのに驚きつつ、寝ていない身体で約1年振りの道を走った。
待ち合わせ場所は友達の妹が働いているピザ屋さん。食材ほぼ全てが地元産のオーガニックで、大きなピザ釜で作るここのピザは去年食べて大好きになった。そして今年もやっぱり美味かった!

Flat Bread















無事友達と再会し、彼が用事を済ませている間にHookipaのポイントを見に行ってみた。疲れがピークだったので見学だけ、と1時間くらい海を眺めた。今年も海亀がたくさんいる様子。先週はデカかったという波も今はそこまで大きくなく、僕でも楽しめそう。

そうこうしているウチに、強力な睡魔に襲われて車の中で一眠り。2時間位眠っていたようで、その間に海に入っていた友達に起こされて喋っていたら、もう1人の友達も現れて楽しい夜になった。彼らとはヨガを通じて京都で知り合って、今度は彼らの地元で一緒にいられる事が嬉しい。
なんやかんやで宿が決まっていなかったものの、Makawaoにある友達の家が昨日なら空いているという事だったので、そこに泊めてもらうことになり、初日からのテント泊を避けられて助かった!っていうか、早く落ち着ける場所を探さねば・・。
マウイの北側は宿がすごく限られていて、どこも一泊$100程度。滞在期間を考えたら、これは高すぎるので、ルームシェア出来そうな場所を友達に探してもらっている。Paiaの外れに一泊$30とかでドミトリーもあるみたいなので、ま、何とかなるでしょう。車とテントもあるしw


今日は目覚めてヨガして、友達の案内でMakawaoを少し探索してみた。すごく小さな住宅街なのにジェネラルストアにはベジタリアン用のオーガニック食品が溢れ、Paiaもそうだけど、このあたりでは食べるものには全く困らなそう。街にはサーファーかヨギかその両方、みたいな人ばっかりで、とても居心地が良い。
とりあえずレンタルでサーフボードも調達したし、ぼちぼち海に向かおうかな。


2012年10月21日日曜日

2nd Round


・・・当初の予定-24時間かけて帰国後、中1日で長距離フライト-が決して若くはないボディには無茶だったのだ。別に仕事でもないんだから、ムリはいけません・・。

という事で、結局2日延期しての出発になった。
無理強い気味に友達に京都駅まで送ってもらって(ありがとう!)、数日ぶりのはるかに乗り、関空に着いてチェックインしたら僕が最後の1人だと知らせれちょっと焦り、でも結構余裕で搭乗し、別に美味しいワケではないベジタリアンミールを食べ、現在に至る。

機内は満席で、みんな楽しそう。映画は観たいのが目白押し。
そういえば、宿の予約が確定していない。ま、いいか、今回はテント持って来たし。
現地の友達情報によると、波が良くなっているらしい。ハワイローカルの"良い波”が僕にとって同様なのかは相当疑問だけども、とにかく楽しみ!

2012年10月16日火曜日

intermission


イギリスでの出国手続きは、パスポートを見せるとほぼノーチェックでスタンプを押される事で終わった。出る時はそんなもんだ。初めて乗るユーロスターは快適そのもので、眠っている間にドーバー海峡を越えてしまっていた。パリから空港への電車にもスムーズに乗り換えられて、特に遅れる事無くシャルルドゴールに着いた。
先ずは第一関門突破。

が、ヘルシンキに向かうFinairのチェックインカウンターには、日本の女子修学旅行生がたくさんいて、ちょ~~~~~~だの列・・・。FinairがOne Worldグループで良かった・・。こういう時の優先手続きは、本当に助かる。
でも、折角素早くチェックイン出来たのに、肝心の飛行機の出発が1時間以上遅れ、このままだとヘルシンキからの大阪便に確実に乗り遅れる・・。機内アナウンスで、乗り継ぎ乗客の為に大阪便の出発を遅らせると聞いて一安心したけど、ヘルシンキに一泊というのも、悪くないかな、とちょっと思ったりもした。またサウナに入れるしw

ヘルシンキの空港では、到着→パスポートコントロール→大阪便への登場と駆け足で行わないといけなくて、折角だし空港でグラスでも買って帰ろうかなという計画は、もろくも崩れ去った・・。

ほぼ初めて旅したEU。UKを除けば国境越えはラクチンだし、両替も必要ないし、無計画に放浪するには最適だと思った。まだまだ魅力的な国がたくさんあるので、実はロンドンでの最終日まで、復路のチケットを放棄してEU旅を延長してやろうかとず〜っと迷っていた。諸々考えて、今回は予定変更しなかったけど。
出会った人達から聞いたあんな所やこんな所にも行ってみたいし、EU延長ラウンドはいつにしようかな・・。

とりあえず、ロンドンからDoor to Doorでほぼ24時間かけて、一旦振出しに戻る。今日は銭湯に行こう。。。



2012年10月15日月曜日

Last Day


昨日ロンドンに滞在したので、今朝は4:00起きでユーロスターに乗ることになった。パリに着いたら、そのまま電車でシャルルドゴール空港に向かって、2回飛行機に乗って、また電車に乗って・・。今日はなが~い移動日だ。。大丈夫なのか、オレの身体は??

到着後2日くらいはバスクとのギャップに少し苦しんだけど、最終的には自ら延泊するくらいに楽しくなったロンドン。そして既に、次はコーンウォールやスコットランドの方にも行ってみたいな、なんて考えている。英国は、なんせUnited Kingdamなので、地域ごとに異なる文化が多様で深くて、地図で見るよりずっと広い、と友達が言っていた。

ロンドンという街は、行く場所や訪れる人の目的で何とでも表情を変えるんだと思う。最終的には、ここに来て良かったと思えた事が嬉しいし、またまた良い人達に巡り会えた事、その機会を与えてくれた友達にとても感謝している。

会った事も無かった僕を家に泊めてくれたSimi。
彼のロンドンに対する愛情と知識は凄かった!
パリジェンヌで舞台衣装の製作をしている超おしゃれな彼女と、
Simiお気に入りのインド料理屋さんで最後の夕食。
友達であり、ヨガの先生のEileen。
今回、ロンドンで色々体験できたのは彼女のアレンジのおかげ。
本当にありがとう!
写真が苦手な彼女を盗撮w


Thanks, UK!

BRIXTON

晴れているロンドンの空を見て、パリへの移動は明日にすることにした。
今泊めてもらっているフラットがあるのはStockwellで、隣にBrixtonがある。昔は相当危なくて、且つサブカルチャーが多く生まれたBrixtonは、クラッシュをはじめ色々なアーティストの作品の題材にもなっているとか。今ではそこまで危険ではなくなって、West Indian(ジャマイカを筆頭に、カリビアンの事をこう呼ぶらしい)のコミュニティや新しいお店が出来て盛り上がっているらしいので、宿主Simiと今日パリから戻って来た彼の彼女の案内で探索に出掛けてみた。

マーケットの風景
行ってみると、危険な雰囲気も多少残りつつ、たくさんの黒人に加えて様々な人種やカルチャーが入り交じって、雑多な空気感が相当オモシロい。タイミング良くストリートマーケットもやっていて、手作りジンジャーサイダーを飲みながら歩いてみると、小規模で雰囲気の良い飲食店がたくさんあって、一発でBrixtonが気に入ってしまった。"昔は危険だった"というエリアに変革をもたらすのは、お金が無いながらも高感度な人達で、そういったエリアはどこの国でも独特のエネルギーがある。
Simiお薦めのピザ屋さんに行くと、食材がほぼオーガニック且つトレーサビリティもしっかりしていて、1人ピザ一枚とビールを飲んで£10程度。ピザは言うまでもなく、すごく美味。
“街の知識次第で、ロンドンは世界一高くてマズい街にも、安くて美味い街にもなる”というSimiの言葉にひどく納得した。

一旦家に帰りユーロスターのネット予約をするも、聞いた事も無いパスコードを求められて完了出来ず、時間もあったので直接窓口まで行ってみる事にした。無事にチケットを手に入れ、教えてもらったOld StreetからShoreditchのあたりを歩いてみると、セレクトの鋭そうなショップや、いかにもイケてる人達が集まりそうなカフェなんかがたくさんあって、ここもじっくり遊んだら楽しそう。人がそこまで多くないのも良いw

その後、昼に食べられなかったジャマイカ料理Fish Tea(野菜たっぷりの魚スープ)を求めて、またBrixtonに戻った。京都の自宅近くに、このFish Teaをうまくアレンジしているラーメン屋さんがあって、ハマって週に3回位食べたりする。なので、是非本場(ではないけど)のジャマイカ人が作るものを食べてみたかった。で、食べてみた結果、SmallじゃなくLargeにしとけば良かったと後悔するほど美味かった。好き嫌いがハッキリするとは思うけど、スパイス料理が大好きな僕にはドンピシャの味。そして京都のラーメンが猛烈に食べたくなった。帰ったら、ソッコーで行こう。

結局、この季節のロンドンなのに今日は1日晴れて暖かかった。ロンドンで初めて見る夕日が奇麗で、この街の最終日を美しく飾ってくれた。

2012年10月14日日曜日

Stone Henge

幼い頃『ムー』なんかをよく読んでいた僕にとって、ストーンヘンジはイギリスで是非訪れてみたい場所の一つだった。
友達と車を借りてロンドンを出発すると、1時間も走れば都会は無くなり、折り重なるように整えられた畑が地平線に広がる風景に変わる。
途中の小さな村で予想外に美味しいランチを食べて、先ずは友達が気に入っているというAveburyに向かった。イギリスと日本は交通ルールが類似しているので、この国初めての運転にも特に緊張することなく、友達とお喋りしながらのんびりドライブ。
そんなカンジでしばらく低い緑の風景を走っていると、いきなり規則的に配置された巨石が視界に入ってきて “!!!???” っとなってしまって、友達に笑われた。

ストーンサークルの傍らにAveburyの村はあって、4000〜3000 BCに創られたという未だ目的や建築方法が未解明な巨石群の景色の中に、村が平然と同化している事が不思議で仕方なかった。空模様は目まぐるしく変わって、晴れたり曇ったり小雨が降ったり少しヒョウも降ったりして、でも少し冷たい風と草の揺れる音が心地良い。
また一つ、お気に入りの場所が増えた。



Aveburyから更に走り、畑の景色を縫うようにけっこう細い道路を抜け続けると、道幅も景色も徐々に広がって、ストーンヘンジは何も無い高原に突然現れた。ここでも “!!!???” となってしまい、また友達に笑われてしまった・・w
週末ということもあり駐車場にはたくさんの車や観光バスが泊まっていて、この場所が観光地として人気がある事が伺える。
現在のストーンヘンジは一定の距離を保って整備された道に沿ってしか見学出来ず、石に触ったりする事は出来ない。たくさんの観光客がいて静寂とは言い難い雰囲気だったけど、じ〜っと見ていると、目的や建築方法が未解明な石の神殿(?)が、何千年も前からそこに佇んでいるという事実に、しみじみ感動。

周りに広がる何も無い緑の地平線と、その大地を包み込む大きな空が刻々と表情を変え、ゆるくて冷たい風が吹き続ける。
“地球やなぁ・・・”な気分に浸れて、それが心地よかった。






2012年10月13日土曜日

London Calling


今日の朝ヨガ後は、泊めてもらっているフラットの宿主Simiの職場に案内してもらった。彼はShakespeare's Globeの舞台技師で、普通は見られない舞台裏の風景を見学させてもらえて大感激!舞台の仕掛けや作りかけのセット、細部のディテールにもこだわった小道具や衣装に興味津々、且つSimiの仕事に驚愕しきり。ロンドンの由緒正しい劇場文化の一旦を担っているというのは、凄いことだと思った。
今まで公演したカンパニーの出身地モニュメント。Simi作

そして近くのBorough Marketでは、数々のオーガニック・ブースに食い気のテンションUP。ここのマーケットは、今まで見た色々なマーケットの中でも最高に面白くて、可能な事ならソースやらマスタードやら、買って帰りたい物がたくさんあった。ロンドンでは美味しい物に出会うのが簡単じゃないようだけど、Marketで売っている物を使って料理の上手い人が工夫すれば、相当なものが作れると思う。

その後ふらっと入ったTateの美術館では、ムンク展が開催されていて、サンセバスチャンの前乗りおじさんの顔を思い出し、1人で笑ってしまった。

ランチでSimi、彼の同僚と合流し、めちゃくちゃ美味しいインド料理を食べて、彼らの案内でBorough, Waterloo界隈の下町を歩いた。彼らが言う“Real London”がそこにはあって、観光客が行き交う中心地とは違う雰囲気が凄く興味深く、改めてロンドンの奥深さを垣間見ることが出来た。やっぱり僕は、マテリアリズムが渦巻くメインエリアより、こういうローカルエリアの方が楽しく感じる。
市から合法化を勝ち取ったというグラフィティ・トンネル
その後もピラティスを受けてみたり、夜は別の友人とチャイナ・タウンで食事したり、楽しい1日を過ごした。やっとこの街の良さが見えてきたように思う。ただ、今日初めて食べたFish&Chipsは、もう2度と食べないと思うけど・・w