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2012年10月2日火曜日

Destination 3: Basque Country


TGV車内でワインを飲んでウトウト眠っていたら、パスポートの確認で起こされた。どんなものかと思っていた国境越えは、赤いパスポートを少し細かく見られる事ですんなり終わった。そして程無くTGVの終着駅Irunに到着。TGVチケットが有効なのはここまでだけど、目的地のSan Sebastianまでネット予約を行っていたので、とりあえず乗り換え列車の発券窓口とおぼしきところに並んでみる。前にいる人に聞いてみたら、“ここで窓口はあってると思う”、と片言の英語で答えてくれた。が、“フランスで予約したのなら別のプラットフォームで確認してちょうだい”と窓口のおばさん。言われたとおり駅の反対側の窓口に行ってみたけど、そこにいたおじさんには英語が全く通じない・・。予約のプリントアウトと、TGVのチケットを見せて英語で話し続ける僕。スペイン語で話し続けるおじさん・・。おじさんは少し困った顔でチケットらしきものを差し出しながら指を3本立てるので、€3取るの?全部払っているハズだけど??と困惑していると、後ろに並んでいたお兄さんが、“そのチケットで乗車できるよ。無料でね。”と教えてくれた。おじさんは3番プラットフォームに行けと言っていたようだ。
時間があったので、駅の売店で暇つぶし。スパニッシュ・オムレツが売っていたので、それとオレンジジュースを頼んだら、ジュースは生絞りの機会で用意してくれた。さすがバレンシアのある国だ(関係無いか?)。

人々の話す言葉はスペイン語に変わっている。昔暮らしたカリフォルニアにはスペイン語があふれていて、友達にもヒスパニック系の人が多かったので、なんだか親近感。そういえば、同じアパートメントにいたマドリッド出身の友達が、よくスパニッシュオムレツを作ってくれたっけ。。と色々思い出す初めてのスペイン。

Irunから滞在地のSan Sebastianには2駅で到着。駅に着いたら、タクシーに乗る前にAir bnbで見つけた宿のオーナーに電話することになっていた。しかし、駅の公衆電話が使えない・・。側にいた英語とスペイン語に堪能なお兄ちゃんが助けてくれたけどやっぱりダメで、とりあえずタクシー乗り場へ。そこに1台だけ停まっていたメルセデス・タクシー。この際、運転手のおじさんに電話を借りてしまおう!と、話しかけるも、やはり英語は通じない。。目的地の住所を見せて、身振り手振り、ゆっくりハッキリ“先に電話したいんです~”と懸命に伝えたら理解してくれて、わざわざ車載電話を使ってくれた。
かくして宿のオーナーと連絡がとれ、駅から10分程でアパートメントに到着。運転手さんに少ないながらお礼のチップを渡して降りたそこは、海から2ブロックのメインストリート沿い。海まで徒歩2分という立地説明は大げさじゃなかった!
待ち合わせたオーナーはサーファーでとても気さく。そして用意された部屋は16畳くらいの広さ!大きなクローゼットや冷蔵庫もあるし、窓からは海も見える。キッチンや2個あるシャワー/トイレは他の部屋の人と共同ながら、何れも清潔でプライバシーは確保されている。これで一泊€35は破格だ!サーフボードも1日€15でどれでも使っていいらしい!!



一番奥のフィッシュが良さげ
バスク一人旅。楽しくなりそうだ!!