Powered By Blogger

2013年3月23日土曜日

thru the mountain pass

海に向かいたい、でもその前にもう少しラオスの街を見てみたい、という相談をLuang Prabangの宿でしたところ、Phonsavanhに行くと良いと言われた。なので言われた通りにバスのチケットを手配して、朝早くにバス停に向かった。
ここまでとは違い、エアコンの無い大型バスはほぼローカルオンリー。外国人は、僕とちょうど後ろに座っていたドイツ人のロルフのみ。ロルフは色々とPhonsavanh情報を持っていたので、どんな場所なのか聞きつつバスは出発。

約300kmを8時間以上かけるだけあって、道中はずーっと峠道。途中、何も無い所でバスが止まったと思ったら、それがトイレ休憩で、男は道ばたへ、女性はいそいそと茂みの中へ。。。いくつもの集落を過ぎ、昼食休憩を挟んだりしながら、ほぼ予定通りの時間にPhonsavanhに到着。
トイレ休憩・・


ランチ休憩
ロルフと共にPhonsavanhのメインストリートに向かうと、そこにはやたらと広い道路に、近代的な建物や宿が並んでいる。すごい田舎を想像していたので、なんというか、違和感。。まるでアメリカの田舎町のような雰囲気のまだ新しい街並は、実は悲しい歴史が創りだしたものだった。。
Phonsavanh メインストリート
悲しい歴史・・コレ何だかわかります?
この一帯は、インドシナ戦争の際に激戦地となり徹底爆撃を受けたそうで、対人口での爆弾投下量は、世界最多・・・。ラオスの国際化と共に、メインストリート付近のみがこの何十年で開発され、約95%の被爆撃地は放置されたままなのだそう。兵器や投下された爆弾の残骸が、メインストリート沿いの様々な建物にオブジェのように飾られていて、付近には、数えきれない不発弾が未だ埋まっている。。
・・・・・。
正直、昨日までPhonsavanhとう地名すら知らなかったうえに、ラオスの歴史は不勉強だったので、これらは全てロルフや宿の人に教わった知識・・。訪れる国の近代史くらいはもうちょっと学んでおかないとなぁ、と考えさせられた・・。