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2013年3月27日水曜日

月光

全くハイクラスでは無い・・。
Shavannakhetのバスターミナルで、隣国ベトナム・ダナン行きのバスに乗ったのは21:30。バスに乗って先ず驚いたのが、車内の後ろ2/3程が貨物で埋まっていて、残された乗客用のイスも何だか薄汚い・・。ローカルバスなので色々あるとは思っていたけど、何故に貨物・・?出発予定時刻より30分早くバスは出発し(ええんか?)、闇夜の中を国境へ向かう。

ウトウトしかけた頃にバスが停まり、乗客のうちの数名が降りて行ったので、何かな?と思っていたら、バス底部のコンパートメントに貨物を積み込んでいる様子・・。その後、僕を含めて車内に残っていた全員が外に出され、代わりに土嚢のような袋に入った炭木らしきものが車内に運ばれる・・。どうやら、乗客人数ギリギリの座席だけ残して、後は貨物で満載にするらしい・・。やや呆れ気味にその光景を見ていたら、他の乗客が、“この路線は客が少ないから、貨物を積んで料金を稼いでいる”、と教えてくれた。
ここでパスポートを預ける。。
積載を終えた車内は、薄暗い照明のせいでよく見えないながらも、埃が舞い、座席がザラザラしているのは分かる・・。換気して欲しいところだけど窓は開かず、吐息のようなエアコンは何の役にもたたない。不快指数は相当高め・・。でも不満があろうと、このバスに乗って行くしかない。。汚れなど気にせず席に付き、とりあえず寝てしまおうと努力した。。。

ラオス側の国境に着いたのは3:30。が、出国手続きは7:00から。。出発時間、計算しとこうよ・・。バスから降りる乗客の行動に付いて行くと、どうも国境近くの商店(食堂?)が、バスを用いた団体での出国手続きを牛耳っているようで、その店主に乗客全員のパスポートと少しの手数料を渡して、後は7:00まで仮眠・・。
外はほぼ満月で、その光がやたら眩しかった・・。