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2013年3月25日月曜日

The Plain of Jars

*Jar=容器(炊飯“ジャー”のジャー)

ジャー
Phonsavanh一帯には、3000年前に造られたという大きな石のジャー群が散在しているそうで、群毎にサイト1、2、と区分けされている。僕は七不思議的なものが大好きなので、いくつかのサイトを巡るツアーに参加してみた。現地ガイド付きのミニ・バンでのツアーには、カナダ、オーストラリア、スイスからの参加者。全員あっという間に打ち解けて、和やかムードでのツアーとなった。


サイト1
実際に見たジャーは、削りだされた円柱の石に穴があいていて、人間がすっぽり入る位の大きさ。その用途は未だ謎で、死者を埋葬する棺、または酒を蒸留する容器、等の仮説が立てられているらしい。この石が採掘されたとされる場所は、手ぶらで歩いても8時間から2日半かかるところに点在していて、どうやってこの重いジャーを運んだのかも謎・・。象に運ばせた説、木を使って人間が運んだ説、等々。。

サイト2
サイト3
そしてこのジャー群を巡っていて同時に目に入るのが、アメリカの空爆による無数のクレーター。爆弾により破壊されたジャーも多く、また不発弾により、多数あるとされる未知のジャー群の調査が妨げられているそう・・。現在見れる郡も、整地されたトレイルの外は未だ不発弾が未撤去の区域で、全ての撤去作業が終わるのには、この先何十年かかるのか検討もつかないのが現状なのだとか・・。

爆撃によるクレーター
危険/安全の境界・・
Phonsavanhに来た事によって、ラオスの歴史についてより深く知ろうとするキッカケになった。そしてジャー群は、大いに知的好奇心をくすぐってくれた。
明日は更に海に向かって東へ、と思っていたら、明日は東行きのバスが無い。そして今更ながら、その東の海はめったに波が立たないらしい・・。なので、急遽南下することに決めた。これぞ、ノープランな旅の醍醐味w!!