Powered By Blogger

2012年9月26日水曜日

Destination 2: France

昨夜遅くに到着したパリは風雨・・。暗いしホテルへ向かう景色は殆どわからなかった。チェックイン後直ぐに眠ってしまい、目覚めたら雨は上がっていた。雨天のことなど想定せずに、京都でフランス文学の研究をしている友人に相談して予め散歩コースを決めていたので、予定通り行動出来るのが嬉しい。

さてさて、パリ。正直、あまり良いイメージを抱いていなかった。なんとなく排他的で傲慢なイメージがあったから。
それが、である。ホテルを出て3分も経たないうちに、街の美しさに感性をシバかれ、絵画の様な街並にとろけそうな気分になり、人々の上品な雰囲気もあわせて完全に魅了されてしまった。さすが国名に"お"が付けられてしまうだけある・・!
第一目的地のノートルダム寺院では全身に鳥肌が立ち、今回は外から眺めただけの美術館の壮大さに驚愕し、有名なあの大通りでは、あの歌のサビが頭の中でエンドレス・リピートしていた・・。やたら人慣れしている鳩に襲われそうになりながら食べたクロワッサンも、当たり前に美味かった。街が一望出来る丘で、たくさんの聴衆の注目を集めていたバルセロナ出身だというイケメンのストリートシンガーは、とてつもなく甘い声で大好きなredemption songを歌い、丘の上の寺院の静寂さには心を洗われた。その辺にいるミサンガ売り(強制巻き付け??)だけはウザかったけど。彼らについては京都の友人から事前に聞いていたので、そうとう強気にあしらったらキレられたのが、ちょっと恐かった・・。

パリの人はわかっていても英語を話してくれない、という都市伝説もぜんぜんウソで、少なくとも自分が接した人々は、何の問題もなく英語で気さくに対応してくれた。礼儀として“Bonjour”ではじまり“Merci”で終わるようには心がけたけども。。おかげで、地図さえ持たずに、徒歩と地下鉄だけで1人ツアーを完了する事ができた。
この街への今までの偏見は完全に消え、やはり何事も自分で体験して判断しないとアカンなぁ~、との思いを強くするのであった。

と、予約済みのTGVの出発まであと40分。優雅にワインなど飲んでる場合じゃない!タクシーで駅に向かい、急いで駅での発券手続きをせねば!何せ初めてのことなので、時間感覚が無い。。渋滞してる・・間に合うのか・・?目的地では友達が迎えに来てくれるから、乗り遅れたらマズい・・。
そして悪い予感は的中し、駅でちょっとしたトラブルが発生・・!