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2012年7月30日月曜日

九州トリップ July 23


23日の朝も木崎浜へ。平日だから空いている、と思ったら、そこは波乗り修羅の国だった。。おそらく出勤前に毎日海に入っているローカル達がこの日限られていたピークに集結していて、足に小型スクリューでも付いてるのか??と思うほどのパドルの早さで、鮮やかに胸ー肩の波にテイクオフしていきます。僕にまわってくる波は殆どなく、波乗りを初めたばかりの頃の記憶がよみがえる・・。無力だ・・・。もっと精進せねば。。


日南と言えば、の、鬼の洗濯岩
修羅達が去った後の時間帯は、夏休み中の学生であろうサーファー達にもまれながらも、まずまず遊ぶ事が出来た。最後の一人になってしまった旅のバディ、Hちゃんも楽しめたみたいで、その後日南まで足を伸ばすことに。一度行ってみたかった鵜戸神社で蒼と朱色のコントラストに感激しながら、運玉に挑戦。先に挑んでいる人達が自分の玉の行方に一喜一憂しているのをやや冷笑気味に見ながら、玉を購入し念を込めて投げる。男は利き手を使えないのでなかなか難しい、が、最後の5投目がターゲットにイン!水に跳ね返り、スプラッシュと共にアウト…! これは、どういう判定になるのか…?運玉販売所で恐る恐る確認すると、一度インすればOKとのお言葉!"よっしゃぁーーーっ"と歓喜した声が、本殿が祀られている洞窟内に響き渡りました。。多分誰よりもやかましかったと思います…w
ここに歓喜の叫びが響き渡る・・

戻りの道程で魚ランチを食べ、Hちゃんが行きに波を目撃していた伊比井ポイントへ。2人の先客に交じり、日南の海に初入水。ダンパー気味の波でも、晴れて空いてて気持ちいい。そして沖に出て気づいたのが、先客の1人が真っ黒に日に焼けた小学生くらいの男の子だったということ。ボディボードでキャッキャとはしゃぐ姿が本当に愛らしくて、屈託のない笑顔の少年に話しかけてみた。ほぼ毎日海で遊んでいるという12才の少年との会話はこんなカンジ。

“いいところやねえ、ここ” -出来る限りの笑顔で話しかける僕-
"はい、でも場所はいいですけど、人が意地悪です" -純粋な瞳+はにかんだ笑顔の少年-
“??え?なんで??”
"親が家を買って引っ越してきたんですが、その土地が詐欺で裁判してるんです"
“ ⁉ そ、そうか。。大変やね(汗。…あ、今は夏休みなの?”
"はい、多分"
“多分?”
"日南市の嫌がらせで、学校に行けません"
“ ⁉ そ、そうか。。大変やね(汗。…あ、お父さんは?サーフィンするの?”
"お父さんは、むかし事故で足が…"

伊比井
・・・この会話中も、少年はキラキラした瞳と絵に書いたような笑顔を絶やしません。切なすぎる。 ちょっと泣きそう。。
その後も波とファンサイズの波で戯れながら会話を楽しみ(ライトに軌道修正)、Hちゃんを待たせているので、先に海から上がることに。振り返ると、少年が大きくこっちに手を振っている。夏ですなんだか。ガンバレ少年!



さっさと着替えて、一路空港へ。Hちゃんとは、ここでお別れ。感傷に浸る間もなく、熊本への同行を誘っていただいたHさんと合流するために宮崎を後にし、九州自動車道を北へ。 当初は一人旅をしようかと思っていたものの、有り難いお誘いに乗らない手はありません。縁と流れに身を任せ、熊本に向かう途中のSAでHさんと合流し、同行されていたJさんと挨拶。 お二人と同じホテルを予約して、なんやかんやで僕だけ遅れてチェックイン。荷物を置いてすぐ側の熊本城でも見物しようとホテルを出ると、外でお二人とバッタリ遭遇!一緒に散歩することに。

忍者でも乗り越えるのに苦労しそうです
 既に19:00近く、お城は閉門していたので、暫く外周を散歩。その後、グルメなJさんの案内のもと、繁華街にある郷土料理屋さんで夕食。その後Hさんは先にホテルに戻り、僕はJさんに伺った謎の麺類『大平燕ーたいぴーえん』を食べに、Jさんのガイドで2軒目の中華屋さんへ。チャンポンだけど麺の代わりに春雨、という大平燕は、飲んだ後に最適な味!春雨だからカロリーも低そうで、これは全国に広がることを望みます。 

大平燕
郷土料理と焼酎でご機嫌!
火の国・熊本の街は都会で、しかも美人が多くて驚いた!完全にノーマークだったけど、熊本は相当楽しそう。
翌日も早いので、飲み歩いてみたい気持ちを抑えホテルに戻り、とっとと就寝zzz 
I shall return!