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2012年7月17日火曜日

西表島-2 July 12



借りた車で、真っ直ぐ港へ。予約しておいたマングローブクルーズ用の船に乗る。乗客は、自分を含めて8名程。仲間川からは熱帯の景色が広がり、西表の秘境感が溢れている。潮の匂いがする汽水域の濁った川に沿って、マングローブが生い茂る。水曜スペシャル(古っ!)が大好きだった僕には、たまらない景色! ジャングルは冒険心をくすぐります。

サキシマスオウノキ

魚の作る波紋が目につく。スレてなさそうだし、ルアー投げたら直ぐ釣れるだろうなぁ、などと考えているうちに、上流の船着場に到着し、その奥にある日本最大のサキシマスオウノキ(350歳!)を観察。デカっ‼このマングローブは、独特の根をしている。思い出したのは、昆布…。すごい威圧感!茂みには、亀もいた。自然が濃いぞ、西表! 

 同じルートを戻る途中、猛禽類のような鳥を目にした。他の乗客は気づいていない様子。頭が白い…。カンムリワシか!そんなに簡単にいないか。。でも、ワシっぽいぞ…。カンムリワシということにしておこう。と、自分に言い聞かせて、マングローブクルーズ終了。 
日本の景色とは思えません・・・
 
   港に戻り、島の反対側にあたる西部に向けてドライブ。緑の景色が雄大だ。
無数のヤマネコ看板が・・
たくさんのヤマネコ注意の看板を通り過ぎ、スローペースで県道を西へ。都会じゃ考えられないくらいゆっくり運転していても、景色が良いから苦にならない。途中、いきなり道路脇から飛び出した地を駆ける鳥をひきそうになりつつ、いくつかの景勝ポイントを経て、無事に西部の集落 上原に到着。食堂で食べた野菜そばが美味かった。
野菜たくさん!
 更にその先へとドライブし、行ってみたかった西表カフェで黒糖スムージーを飲みながら夕日を眺める。静か。他に誰もいない。ジャングルに沈む夕日も良いもんだ。



 折り返して東部へ戻る途中、日本最南端の温泉で汗を洗い流すと、辺りはすっかり闇夜。帰路はナイトサファリさながらで、車の窓を開けると聞いたことがない鳥の鳴き声や、路上にはそこらじゅうにカエル。と、動体視力ギリギリで、何かが道路脇で動くのが見えた。車をバックすると、ヤシガニが!初めて見た!お腹には子を抱えてます。こいつもなかなかの威圧感。食べると美味いらしいけど、道路上で見ると中々のビジュアル・・・。

 ふと見上げれば満天の星。路上のナイトサファリは続き、"ヤマネコや~い"と心で念じるも、簡単に遭遇するわけもなく、そのまま宿に到着。留守番してくれていた?ヤモリに退室してもらい、八重仙をチビチビ。今宵は語らう相手もおらず、ほどなく就寝。外ではヤモリが鳴いている(キャッ、キャッ、キャッ、と鳥みたいに無く)。
同室のアリさん達、仲良くやりましょ。寝てる間に噛んだりしないでね…。