先ずは、台北市内行きの電車かバスを探そうと空港内のバスターミナルへ。バスが手っ取り早そうだったので、たくさんのバス会社が連なるカウンターで、今回唯一調べてきた某所の住所を見せながら、どのバスに乗ればいいのか教えてもらう。みなさん"a little"だけ、という英語は、全くコミュニケーションに支障無し、っていうか流暢。
バスは快適。記憶に残っている道路の景色には、更に新しい高速道路が建設途中。そして着くまでどこかわかっていなかった某所付近のバス停は、太平洋SOGOの真ん前という立地だった。つまり台北のど真ん中。お腹もすいたし目についた包子屋さんで野菜饅頭を2個買い食いしつつ、とりあえず某所に向かう道すがらスタバかどこかのwifiで宿を探すか、と歩き始めた。
途中にあったスタバに入るも、フリーwifiはなんらかの契約が必要らしく、ややこしいのでヨガスタジオで何とかしよう、と作戦変更し、更に歩を進めた。
が、・・・・、無い。
地図の指し示す所にヨガスタジオなんて無い。暫く周辺を歩いて、ついには地図アプリを疑い始め、カンだけで進路変更してみたら・・・、あった。やはり新バージョンの地図アプリは、頼りきってしまうと危険だ・・!
大きなビルの16Fにあったスタジオは、めちゃめちゃ設備が充実していて、受付嬢達は勿論バイリンガル。明日のクラスを受けたいと伝えていると、たまたま担当の先生がそこに居合わせて、先に挨拶出来たのはラッキーだった。その後も、優しい受付嬢の好意で思惑通りにwifiを使わせてもらい、現在地から近い宿をbooking.comで検索し、ちょっと小マシかつリーズナブルな宿を徒歩圏内で見つけたので、予約だけ入れてスタジオを後にした。
受付の隣で宿検索。ひっきり無しに人が行き交う。 |
ウェイトレスさんから 宿のお兄さんに引き継がれたワタクシ |
悩んだ挙げ句、そのファミレスに入ってウェイトレスさんに説明してみた。結果、やはり住所はそこであっているという。でも、電話番号は違う。。そのウェイトレスさん、僕の電話が使えないとわかると、自分のiPhoneから宿に電話してくれた!が、アクセントがキツめな宿の人の英語が聞き取り辛く、迎えに行くと言っているのはわかったので、ウェイトレスさんに電話を戻し、レストランの場所を伝えてもらった。
・・・と思ったら、電話を切ったウェイトレスさんが“ついて来て”、と店を出て、そのまま5分位歩いた場所まで先導してくれた。どうやら、宿の人がそこまで僕を連れてくるようお願いしたらしい。レストランでは何も頼んですらいないのに、わざわざ道路を渡り地下街を抜けて道案内してくれるなんて、なんと親切な!!!おもいっきりハグしそうになったけど、ここは台湾なので控えておいた。
で、宿。待ち合わせ場所に現れたお兄さんに、“住所も地図も間違ってるからbooking.comに言った方がいいよ!”と伝えるも、あまりコミュニケーションが取れず、疲れたカラダを引きずって着いて行った先には、、、
え???ただの雑居ビルやん・・・。と、エレベーターを10Fで降りると・・・。
ここに入るのか???
入ったらまたドアが。ちょっと奇麗なそのドアを開けると・・・。
そこには予想外に奇麗な部屋が!大きいベッドに広いシャワー。デスクにソファ、キッチン、大型テレビ、冷蔵庫、洗濯機、、、これはお値打ち!!
どーやらこの宿、台北市内に点在する空き部屋を日貸ししているらしい。細かい事は未だ謎だし調べる気力も無いけども・・・。
とにかく、やっと寛ぎのひと時を迎えるに至った・・。
bookig.comの写真に乗っていた部屋とは違うし、なんせ所在地も違うけど、ま、結果オーライかな。
今日は機械に翻弄されて人に救われた1日だった。長かった。。。
因みにこの部屋、昼に食べた包子屋さんから徒歩3分の距離。なんのこっちゃ・・・w