Powered By Blogger

2012年12月20日木曜日

台東


で・・、出てますよ!
クリックして拡大してねw 
7時間の夜行列車の旅は結構快適で、予定通り朝の4:00過ぎに台東の駅に着いた。大きな原住民(アボリジニ)の彫像に出迎えられ、駅でバスの始発まで待機すること2時間。
目指す東河まではバスで小一時間で、到着してみると想像した通りの田舎の風景。見たところ、民家以外には数件の食べ物屋さん?があるのみ。ちょうどあった村の地図看板に従って大通りに進むと、そこにはセブンイレブンがあって、更に道路沿いを進んだところで、サーファー宿を発見。ほぼ何の地理的情報も無くやって来た割には、上出来だ。

東河メインストリート
宿を覗くと誰もいない・・。しばらく待っているとバイト君(?)が出勤してきたので、部屋が空いているか尋ねると、彼は宿のオーナーに電話してくれた。
電話口の女性は流暢な英語を話し、20分後にご対面となった彼女は、とても気さくな人柄。部屋の確保、サーフボードのレンタル等をお願いし、ビジターのエチケット+地元経済の一助になればと思い、サーフガイドを頼めるかとお願いした。すると、“う〜ん、忙しいから自分で行ける?スクーター貸すから”、というユルさであるw 暫くしてから登場したサーファーのご主人はアボリジニ出身で、結局彼が付近のポイントを一通り案内してくれた。宿から10分以内に、このあたりのメインポイントの東河・河口ポイントと、金樽ポイントがあり、見た限りウネリはすごくコンスタントで、サイズはカタくらいに見えた。金樽ポイントでは、7、8人の台湾人サーファーが海から上がったところだったので、宿のご主人を介して挨拶。みんなフレンドリーで一安心。

東河リバーマウス
リバーマウス(風が入っている)。金樽ポイントの写真は、また今度。
他に選択肢が無かったので、コレ。
2フィン+ロングテール
走り出したら早いけど、トリッキーw
一旦宿に戻って仮眠して、ウェットのまま2枚の板を積んだスクーターに“2ケツ”して、いざ波乗りに出発!!
風をかわす金樽ポイントはショアブレイクがキツめで、底はロック。さっき挨拶した台湾人サーファー達がポイントをほぼ独占していたので、みんなに挨拶しつつ徐々に奥のピークへ移動。最奥には上手にショートボードを操る台湾人サーファーが1人。その少し手前で波を待った。右へ流れるカレントがあるので、ポジションキープの為に常に左にパドルしつつ、コンスタントながら割れにくいウネリを観察。割れる波はムネ〜頭ちょっとくらい。
ちょうどカタくらいの波が来たので、合わせてみる。スロー気味に割れる波は、テイクオフの一瞬さえトチらなければ、スロープのように形成される波のショルダーを左へと滑る事が出来る。正にファンウェーブ!テイクオフがそこまでシビアじゃない事がわかったので、更にサイズのある波にトライ。サイズを上げても、やはりファンウェーブ!!
暫く奥のピークで遊ばせてもらったので、レギュラーの波を求めてバドリングで移動するも、この日割れているのはさっきまでいたグーフィーのみ。なので、もう1度戻って、『今日イチ』の1本に乗って終了。今まで経験したグーフィーポイントでは、最も楽しかった!水は温かく、晴れたら海パン+タッパでもいけそう。持参のシーガルでは暑い。。

宿に戻って併設されているカフェでぼ〜っとしていたら、ポイントで一緒だった台湾人サーファー達がやってきた。ローカルだと思っていた彼等は台北からのビジターで、片道8時間かけて年に数回、ここ台東にやってくるのだとか。そのまま酒宴に参加させてもらって、とても楽しい夜になった。この時ばかりは、控え気味のお酒を結構飲んだ。だって注がれ続けるからw

そうして東河の夜は更けていった。。
台北サーフクルー+宿のご夫婦