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2013年4月7日日曜日

Angkor; Day 3

今日はアンコールの中でも、北と西に離れて点在している遺跡群を巡った。最も遠いもので街から50kmも離れているので、さすがに自転車は無理。。なので、カンボジアで初のトゥクトゥク移動。

と、遠征する前に、先ずは3日連続のアンコールワットへ。なぜなら、初日は終日清掃、2日目はギリギリで閉門してしまった塔に上りたかったから。肩を出した衣装では塔に入れてくれないので、タンクトップ+インド産スカーフで、いざ三度目の正直!
・・・が、係員に止められた。スカーフで肩を隠すのはダメで、ちゃんと袖付きの服を着なさい、と。。。マジかよ〜、3日連続で来てるんだけど〜っ、という嘆きは通じず、この際誰かに上着を借りてしまおうと塔付近でネバッても、それもうまくいかない。。あぁ、目の前の塔が遠い・・。結局、離れた場所にある売店までTシャツを買いに戻って、それを着てやっと入場OK!
塔の頂上にいる4体の石仏は素晴らしく、来た甲斐があった!これまでの困難(?)は、感動を上乗せする為の仏様達からの演出と受け取ろう。
観光?に来ていた小僧さん達
ナイススマイル!!
そこからは、北への大移動。既に相当な暑さで、昨日同様に少しぼ〜っとしながら 遺跡を巡る。山を1500m上ったところにある、川に刻まれた彫刻を見に行く時には、熱気と自分の呼吸でいい感じに歩く瞑想だったw




屋久島のような、熊野古道のような・・
辿り着いたら、乾季のため川は干涸びていた。。。

北の遺跡群の後、西に向かう頃には少し日が傾いていた。
和らいだ暑さのなか西の遺跡を巡り、“ここで最後か・・・”と少々のセンチメントと共に、遺跡を巡るだけの贅沢な3日間が過ぎて行った。




遺跡近くにある、普通のお寺もまた良い。

アンコール遺跡群、その壮大な規模と圧倒的な存在感にシビレっぱなしだった。アジア人の想像、そして創造力は偉大だ。多くの人が言う、“ここは生きているうちに見ておいた方が良い場所の1つ”、という言葉に深く賛同する。めっちゃ暑いけども・・・。

カンボジア内戦時、アンコールワットを撮る事に命をかけた日本人戦場カメラマンがいて、その実話に基づいた映画があったけど、戦火のジャングルでこんな遺跡群に出くわしたら人間はいったいどんな感情を抱くんだろう・・。想像のしようが無い。。
帰ったら、あの映画をもう一度観よう。