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2013年2月24日日曜日

Ganga

ミラクルな朝日を見て、そのままガンガー沿いを端から端まで歩いた。Kumbh Melaから移動して来たサドゥ達が河沿いの一区画にテント村を形成していて、興味津々でウロウロしていると、気さくそうなサドゥの1人がテントに招いてくれて、チャイと聖なる薬草を振る舞ってくれた。チャイにはガンガーの水を使用している様子だったので少しビビったけど、サドゥの振る舞いチャイを断るようなことは出来ない。去り際にお布施を手渡そうとしたら、“そんなのいいよ”と一旦は断られた。インドでお金を断られたのは、初めてだ・・。

サドゥキャンプの一例(招いてくれたのは、ここではありません)。

"Please"と、お布施を受け取ってもらい、その後もとても良い気分で河沿いの1日を過ごして決めた。夜の列車で、インドを離れよう。名残惜しいうちに、その土地を離れるのが良いと思うから。

1ヶ月のインド滞在。せわしなく色々な土地を巡り、たくさんの旅人や現地の人と出会い、別れた。街の喧噪や、人々の独特の距離感とコミュニケーションに疲れたり、時には感情のコントロールを失って情動的になり(早い話がキレたw)、その度に己の心の狭さに自己嫌悪したり・・。それでもめげずに人と触れ合っていると、不思議と優しい人達が必ず現れて心が癒された。
毎食インド料理で過ごしたけど、全く飽きずに特に体調を壊す事もない自分に驚き、インド特有の距離や時間の感覚に慣れていくのを自己観察しているのが楽しかった。

インドでは本当に色々と試される。冒険心、忍耐力、好奇心、柔軟性・・。しんどい事も多いけど、続けていると高揚感や癒しを得られる。。インドを旅すること自体が、何だかヨガっぽいなぁ、と思う。

今回のインドでの経験は、これからの人生の随所に活かされると思うし、きっとまたこの国のパワーをもらいに、戻ってくるんだろうと思う。

Dhanyavaad, India!!