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2013年2月24日日曜日

Destination 10: Nepal

深夜の駅;この人達はいったい・・
Varanasi駅に深夜に出向き、既に指定席の予約時間が終了していたので一般車両チケットを買い、目的地Gorakhpurの名前だけを頼りに、駅に入ってきた列車に乗り込んだ。そしてまた勝手に寝台車両に居座り、車掌さんに不足金額を払って席を確保してもらった。インドでの列車チケット予約のコツが最後まで良くわからなかったけど、乗り込んでしまえば何とかなるみたいだw

乗り込んだ列車がエクスプレスでは無く鈍行だと知ったのは、英語の話せる乗客と会話してからで、思っていたより3時間長い、10時間の夜行旅になるとわかった。。駅に停まる度に乗り込んで来るインドの皆さんは、既に寝ている乗客などおかまいなしに大声で話し、子供は走り回り・・、今回は等級無しの一般寝台車両だったので、セキュリティの面からも、全く安眠できなかった・・。

Gorakhpurに到着し、バスで国境へ・・、と思っていたら、押しの強いインド在住のネパール人一家がタクシーの相乗りをせがんで来たので、受ける事にした。そこから更に3時間。国境の近くは貨物トラックで大混雑。その横を走り抜け、出国管理事務所の前でタクシーを降りると、そこで係員らしき人に声を掛けられた。

“ネパールのビザは取っていますか?まだなら、ネパール側の入国事務所でUS$25と写真1枚の提出が必要になります。受付はUS$のみで、インドルピーの国外持ち出しは禁止なので、両替所で換金してください。”

US$は持っていたけど、インドルピーの換金をしていなかったので、両替所へ案内してもらう。ついでに手持ちのUS$も一部ネパールルピーに換金することにした。
その両替所、インドルピーはさておき、US$のレートが無茶苦茶だったので語気を強めて指摘したら、渋々受け入れられた。が、冷静になって考えてみると、それでも少し損している・・。自分の詰めの甘さが憎らしい・・。

インドでの出国を終え、初の徒歩での国境越え。その前に胡散臭そうなインド国境警備員に荷物を調べられそうになったけど、全身で “マジでぇ?めっちゃ疲れてんねんけどワシ” という 気を放ったら、そのまま通してくれたw
グッバイ、インド
ハロー、ネパール
100m程でネパールに達し、入国管理事務所へ。少し疑ってはいたけど、やはり支払いはインドルピーでもドルでもユーロでも可能で、あの係員風の男と両替所がグルになって無茶なレートで設けているようだ。軽症とは言え、悔しい・・。最後の最後まで、インドはやってくれるw 因みにインドルピーの国外持ち出しは“オフィシャル”には禁止だけど、少なくともネパールでは問題無く使える様子。。

無事に入国手続きを済ませ、疲労の為に一般バスは避けてトヨタ・ハイエースの相乗りバスで首都カトマンズへ。どこか日本と似ている田園風景を越え、延々と峠道を走り(1人が酔いで撃沈していた)、8時間かけてやっと到着。Varanasiで出会ったブルガリアの旅人に教わったゲストハウスにチェックインする頃には、移動開始からほぼ丸一日が経過していた。。。
世界のトヨタ!