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2014年7月4日金曜日

Destination 16: Bali

友達がロングステイ中ということもあり、やってきた2度目のバリ。道中にも色々とエピソードがあったけど、今日の波乗りで全て吹っ飛んだ。。短いとは言え、自分のサーフィン歴で最も恐怖心と向き合った。だってウルワツ…。

言われるがままに来てみたものの、友達はハワイアンのビッグウェーバー。「そんなに大きくないよ」との彼の言葉を鵜呑みにしたら、デカい…。自分基準だけど、日本では見ないサイズ。マウイで大きい波を間近に-見る-ことに少しは慣れたけど、それでも全然デカい。。友達は見に行く気もおこらない彼方の最アウトに進み、僕はミドルに陣取る。。周りは猛者達でやや混雑気味。

暫くして潮が上がると共に、波は益々大きくなってカレントも強くなり、ボウル状のセクションには激しい白波が炸裂している。そして、インサイドでつかまると、ぴゅーっと横に流されてラインナップに戻るのに大きく体力を消耗。危険を感じて上がろうと思ったら、洞窟のようなエントランス手前にも強いカレントがあり、寸前のところで崖に沿ってぴゅー。。そして崖を背にしてまた試練のパドルアウト。しんどくてもパドルを止めたら、最悪…。レスキューがいたら、助けを求めていたかもしれない。。
そのうちパドルアウト中にセットのインパクトで食らってしまい、リーフでアタマを打って背中にちょっと派手な天然タトゥーもゲット。バリでタトゥー入れようかな、と日本で語っていたのが実現した(苦。
なんとか沖のセーフティゾーンに戻っても。やっぱり手に負えないサイズ。岸に向かってパドルインしたくても、その方向上タイミングを誤れば寄せる波のインパクトでグリっとなってガリッとやられて、カレントでぴゅー。。。帰りたい、帰れない。。

結局、潮が引くまで何時間か沖にいないとダメかな、と考えたものの、なんとか体力が残っているうちに陸に上がれた。マウイでシバかれまくった経験と日々のアシュタンガ・ヨガが無ければ、きっと諦めていたと思う。。どんだけパドルしただろう…。

と、へタッぴエピソードに終始してゴメンなさい。著者はただのkook野郎なのです。。それでも、2本だけ乗れたうちの1本は、自分には今までで一番記憶に残るレフトになった。

宿に戻ると、「生きてた⁉︎」とハワイアン。彼にとっては、ファンウェーブだったしい…。遅ればせながらサーフレポートを見れば、今日から大幅サイズアップ。。先に言ってよね。。